雨、雨、雨の、梅雨らしい梅雨が一気に明けた、夏開きの休日、いかがお過ごしでしたか?
先日、私は大山崎山荘へ行って来ました。
まだ1週間にもならないのに、まったく空気感が違うんですねぇ。

山荘への坂道。
竹藪や雑木、苔の緑がたっぷり水を含んで、空気が重い。
紫陽花たちが最後の力をふりしぼって咲いていました。


屋根瓦の一枚一枚が濡れています。
背後に迫る深緑の山も濡れています。
さて、企画展は「大山崎山荘名品展2010 〜加賀正太郎ユングフラウ登頂100周年によせて〜」展、今日まででした。
河井寬次郎、濱田庄司、バーナード・リーチなど、民藝運動に参加した作家の作品は品良く素朴な佇まいの旧館に自然に調和していました。
私は20世紀初頭〜の、日本と西洋の挑戦的な出会いと調和に惹かれて止みません。
大山崎の美しい自然、洋を取り入れた庭と建物が心地よく調和し、個性的な存在のまま色褪せず素敵です。
一方、自然との対立を試みた安藤忠雄設計の新館と展示されたモネ「睡蓮」。
いまや、日本20世紀の、美術館スタンダードとなっているような気がします。
旧館に併設された喫茶室のテラスでお茶をいただきました。
これが目的だったのですが、目下に広がる、深緑に濡れた森を見下ろしていただくビールが最高のごちそうでした。
たった3日で打って変わり、晴れ上がる青い空とじかに突き刺さる陽差し、この山荘の眺めもまったく違ったものになっていることでしょう。
今度は真夏の空気を味わいに出掛け、鮮やかに映えるファッションを楽しみたいです。
追記:写真を撮り忘れましたが、この日は紫陽花柄のホールターネックブラウスでした。
きものを出して着るように、百花堂のお洋服は、流行を気にせず、毎年やってくる季節に合わせる楽しみがあるから思い入れも格別です。また、来年、再来年、と10年着られるかもしれません。








