東欧のジプシー魂のジャズ、Trio Acousticのライブに行って参りました。
ハンガリー・ロマ(ジプシー)であるピアニストとベーシストの兄弟と、同じくロマのドラマーによるジャズ・トリオです。トリオ・アコースティック(←松田美緒による解説)
ロマ(ジプシー)文化は民族の壁をくぐり抜け、根源の血がほとばしる情熱となって音楽や踊りに現れています。ロマのルーツと居住先の文化を融合させ、独自の文化(スペインのフラメンコやハンガリー舞曲など)を形成し偉大な功績を遺しました。そこまで(古典的)は、私のイメージにあったのですが、民俗調音楽のイメージを超え、モダンで繊細にスイングするジャズを初めて聞きました。黒人ソウルなジャズとはあきらかに異なる、東欧の神経質で繊細な表面の奥に、根源の血が騒ぐハンガリー・ロマの魂を感じ、新鮮な体験でした。

我らのジプシー歌姫、松田美緒の登場。
ポルトガル、ブラジル、東欧、日本・・・海洋を渡りファドを歌う彼女は、また新たな価値観を吸収して大きい存在となっていきます。何度もライブに寄せていただいていますが、そのたびに全く異なる音楽で魅せてくれます。変貌自在にみえますが、日本の叙情歌を歌う彼女の歌声は、どこにいようとも、日本人の魂をゆさぶる情緒に溢れた血を感じさせてくれるのです。

私、トリオアコースティック、松田美緒さんと。
紫陽花柄ホールターネックブラウスとシャイ ニー・チューリップスカート、シャイニーコートを着て。
松田美緒『クレオールの花』
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