上賀茂のひっそりとした場所に佇む築350年の酒蔵・愛染倉でのライブへ行ってきました。

闇にとけ込む深緑の庭、足もとの照明を受けてスギゴケの絨毯の上に白く浮かび上がる散り落ちた花々をよく見ると、ちょうど今店で生けている夏椿でした。店で生けている夏椿の堅い蕾は開きそうもなく残念がっていたところ、こんなところで会えるなんて!愛染倉は夏椿(沙羅双樹)がシンボルだったのですね。ドラマチックなシチュエーションに嬉しくなり、心躍らせて会場へ向かいました。

愛染倉の庭夏椿@愛染倉

毎回異なる趣で聴く人の感情を揺さぶるAricoのライブ。
私はディナーが終わってからの参加となりましたが、季節感豊かな創作イタリア料理、bitter&sweetの余韻を感じるコラボレーション・ライブでした。

先日の椿日記で書いた、一番の楽しみだったあの新曲『ファムファタル的ワルツ』♪
”夏花カクテル” を着た時のAricoさんの心情が音楽として紡ぎ出され、私たちの目の前で初披露されて、感激しました。

Arico play the piano

あれ?と思うほど、かわいらしい曲調でしたが、徐々にArico節が現れてきました。
情熱を秘めた大人の艶っぽさのあるbitter&sweetなワルツ♩♩♩
できたてのホヤホヤですが、これから熟成され味わい深くなっていくのが楽しみです。

早くみんなに聞いてほしい。
今度のCDでレコーディングされるみたいですよ。
ちょっと先みたいですが、Aricoさん書き下ろしストーリーのCD-BOOKを製作予定だとか。
壮大な企画になるかもしれません。

何度も彼女のbitter&sweetな音楽を噛み締めるうちに、彼女とお話を重ねているうちに、
秘めたる情熱をこめた、単調ではない大人のスパイスが効いた創作の源、その謎がだんだんに解けてきました。

今度のCD-BOOKが出るのを心待ちにしながら、そこへたどり着く過程をライブで楽しみたいです。
”夏花カクテル” がもっともっと好きになれそうです。

諸行無常(一瞬といえども存在は同一性を保持することができないこと)の響きと
この一夜に見た深緑に浮かぶ沙羅双樹の花の色の記憶を胸に、ドラマティックな展開を期待してしまう私なのでした♪

Aricoと百花堂、山中さんと佐藤夫人
左から、母、私、藤井、アークコーポレーションの社長・山中さん、画家・佐藤潤 氏の奥様、そして前にAricoさん。このときは着替えられて、イドラのネックレスで。

今回佐藤潤 氏の奥様、朋子さんにお会いできたのは嬉しかったです。彼の絵画に登場するあの女性がこんなにかわいい方だったとは。以前の椿日記、Au rendez-vous des artistesで、Aricoさん、山中さん、佐藤潤の絵画について書きました。そのときはなんだかわからないけど素敵だ!?と思いながら、謎が解けぬまま日記を書いていたのですが、ここでいろんなことが繋がってきました。
あのとき伺っていた「大人の夢」進展しているみたいです。

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