ブックカバー コーラルポップ、パープルシェンナで紹介しました文庫本ブックカバーの中身は「椿」。


この本はショップ内でも文庫本ブックカバーの見本としてディスプレイに使っています。
本の中身に見入っておられる方、結構いらっしゃいますね。
椿に魅せられていた私が11年前に購入した本ですが、残念ながら今は無き「京都書院」のシリーズです。
美術書出版の京都書院が求めやすい「美術文庫本」を次々に出版していた頃のものです。
中古本があるようです(amazon)
椿
その中から・・・
私好みの椿は↑上2つめの写真、典型的に日本的な一重の椿(侘助の種)です。
花のしべがキリッとはっきりしているのが好きです。
そんな椿を表現したアクセサリー→新・椿ブローチ


左上の椿は乙女椿の一種、八重ですが黄色のしべがはっきりしています。
フェルト・椿コサージュはこれに近いと思います。
藪椿や雪椿系の品種に起因する品種群をジャポニカ系(camellia japonica)と呼ぶそうです。
右上は欧米で作出された椿の1種でcamellia japonicaの”Commander Mulroy”。
シャネルのカメリアのイメージソースはこんな感じでしょうか?
欧米で品種作出されたものは、華麗で一重より八重、千重が好まれ、刻みの入った花びらがひらひらと波打っているものが多いです。そうなると、椿でなくなってしまいそう。
結局西洋人は、薔薇が理想なのかなとちょっと寂しく思います。
椿は椿、サザンカとも同類項として認められない日本的な固定観念をよそに、欧米人は自由に新種育成をおこなってきました。
そのなかで、よい意味で西洋風の傑作だと思うのはこれ、camellia hybrid の”Parks60A-618″です。

きっとハイブリットなかき合わせの賜物なのでしょう。
と、まあこんな感じでこの文庫本「椿」を見ながら11年間、ひとり品評会をしてきたのでした。
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もう10年が経ちずいぶんと黄ばんでいますが、こんな新聞の切り抜きも「椿」に挟んだままです。

金花茶について。
日本には赤か白、ピンクしかなかったところ、黄色い椿発見!と騒ぎになったこともあったようですね。
黄色というよりバター色ですが、珍重された金の花というイメージから(実際にはお茶の花に似ているのですが)百花堂では会員様ステータスとして、(白椿・侘助・金花茶)という種別を設けています。
(白・赤・金)というより百花堂らしくて素敵でしょう。







