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HYAKKADO 百花堂
2002年5月、京都三条通りのSACRAビルにてショップ・オープン。花と和をテーマとした、独自の世界観を発信。洗練された和のファッションとして、話題を呼ぶ。2004年よりオリジナル・テキスタイルを使ったシーズン・コレクションをスタート。京都発のファッションとして、国内外のおしゃれな知性を持つ女性ファンより支持を集めている。
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ジゴ袖ジャケット

鳩ドレス

揚羽蝶スリーブドレス

揚羽蝶アクセサリー

椿ブローチ

椿コクーンバッグ

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ブランドヒストリー、商品、テキスタイルなどについて順次紹介します
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HYAKKADO デザイナーとスタッフが語るこだわりの世界観。私たちのコーディネートやプライベートにも注目!
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1月17日は祖母のお誕生日。
娘時代を神戸で過ごした祖母は、16年前、神戸の親戚と六甲山ホテルで過ごす予定が急遽キャンセルになり、被災を免れたという強運の持ち主です。昨年のこの日は、私達家族と米寿を祝ったあと、ほくほくして独り寝室に入るやいなや、足を滑らして骨折。救急車で堀川病院へ運ばれました。病院通いが日課だったなかで、私を引き寄せたのが、苺のパティスリー ”Magasin Des Fraises” です。

ギモーブと紅茶
初めて買ったのはギモーブ。濃い苺果汁のフランス流マシュマロです。昭和初期のティーカップで紅茶を。

今ではすっかり元気になった祖母と、病院にお世話になった頃を思い出し、久しぶりに千本通り商店街の”Magasin Des Fraises”を訪れました。いつの間にか、小さな小さなお店がかわいらしく拡張されているではありませんか!向って左側のお店は”焼き菓子&半生菓子”だそうです。

Magasin Des Fraises window

このお店が素敵なのは、苺を専門としているところ。真っ赤な生苺、ルビー色に輝く苺果汁・・・ミルキーホワイトを加えるごとに淡いピンクへ。まさしく、薔薇色のグラデーションでできた甘い夢のような世界なのです。

Magasin Des Fraises -display
女の子なら、誰でも心躍るファンシーなディスプレイ

MagDesFraises-milfille
クリーミーホワイトに赤ドットが映える、ショーケースの生ケーキたち

cheesecake-candle

今回テイクアウトしたのは、もっともシンプルプレーンな、淡い薔薇色のレアチーズケーキ。白いろうそく1本を立てて、祖母のかわいい息で勢い良く吹き消しました。

110117cheescake-cut
切れ味ソフトなセラミック包丁で入刀。淡いパステルピンクのケーキにルビー色のソーズをかけて

体は健康だけど、面倒な記憶だけは心に残らない、都合のよい祖母の頭のなか。一人暮らしが長かったのが一変して、子、孫が毎日祖母を囲み、退屈のない日々を送っています。時々、うつらうつらと、夢とうつつの堺を行ったり来たりしているようです。濁りのない薔薇色の記憶に、淡雪の白が混ざって、限りなく白く透明に近づいたとしても、淡い薔薇色は色を失うことがないのです。

おばあちゃん、お誕生日おめでとう。
そして、大切な家族をありがとう。一緒に過ごしているとありふれた日常にも、幸福の感受性が高まってきたような気がしているところです。

マリー・アントワネットが sweets のお店をアメリカに開くと?
一昨日、Twitterでそんなツイートに反応してしまったところでしたが→https://twitter.com/#!/miwatsubaki/status/26576190990979072
京都にも、京都にふさわしい、美味しくかわいいお店があるのは・・・私の自慢です。

抹茶苺ケーキ

マリー・アントワネットが京でsweetsをオーダーしたら、こんな感じでしょうか?
苺クリームと抹茶、黒豆に金箔を微かに蒔いて。昨年のテイクアウトですが、クリエイティブなパティシエさんなのでケーキがしょちゅう入れ替わります。お気に入りのケーキだったので撮っておいてよかったです☆

お盆明けの夏休みには、父の故郷、山形へ行って参りました。
私は幼少の頃(6歳)に行ったきりで、京都からは遠い遠い場所。
文化の香り高い京の町で生まれ育った私にとって、日本中どこの田舎も変わらない・・・そう思っていました。
ところが最近、山形が美味の国として注目されるようになり、気になってしようがないのです。果物・野菜・米・蕎麦・肉・・・農作物が格別に美味しく、とれたての食材を使ったオーナーシェフのレストランには、全国からグルメたちが押し寄せています。へぇ、山形って美味しいんだ、と興味が増すばかり。父が帰省中だというのに、美味特区の秘密を探検しないわけにはまいりません。

そこで夏休みに、父の実家(村山市)に寄せてもらいながら、伯父の案内で日本一の蕎麦を体験することにしました。

初日。お昼に山形空港着。
早速、空港にほど近い、田舎そば専門『孤峰』へ。

『孤峰』前にて
『孤峰』入口にて。

『孤峰』手打ち
お客の顔を見てから、ご主人が手打ちを始める。

『孤峰』2種板蕎麦
太麺と細麺を乗せた板蕎麦。おつゆも2種類。

妹が小学生のときに体験した『あらき蕎麦』のインパクトが忘れられないと言います。(私は行かなかった)
見たことないゴツゴツ頑丈な太麺。黒い十割蕎麦。板に盛られるダイナミックさ。
ざる蕎麦でなく、横長のシンプルな板の上に盛られた板蕎麦というのは山形特有だそう。素材ありきの実質剛健な食べ方です。

太麺を持ち上げる
太麺を持ち上げてみる。

「うわ〜、ごっつごつ。こんなに黒くて粗いつきの、蕎麦粉100%やのに、ぶちぶち切れないでコシがすごい。顎がだるいくらい(笑)あのときの『あらき蕎麦』以上の衝撃!」

伯父によると、『あらき蕎麦』は全国的に有名になり、地もとの人が寄りつかなくなったそうです。そうしている間に代が替わり、お蕎麦も変わったとか。そこで、地もとの人しかたどりつけない、とっておきを案内してくださることになったのです。

翌日には村山市楯岡の『そばの実』

そばの実

そばの実 店内
上質な木材を使った新築らしい空間。

ざるそば

細麺と太麺の2種類。昨日の太麺より上品で心地よいコシがありました。おいしかったです。

翌日は妹と車で温泉へ。
1泊した旅館で朝食をいただいた後、帰り道、伯父に教えてもらった立ち寄った、大石田そば『きよ』。
朝食でおなかいっぱいだったので、今回は板蕎麦ではなく「かいもぢ(そばがき)」ひとつを2人でいただくことにしました。

きよそば

かいもぢ
「かいもぢ」と2種のたれ。「納豆たれ」「黒ごま」

初めての体験「かいもぢ(そばがき)」。
食感はふわっと水と空気を含み、もっちり。「納豆たれ」と甘い「練り黒ごま」がついて、おかずとデザート、2回楽しみました。

翌日。仙台で働いている従妹が実家に帰ってきてくれました。
妹が初めて山形蕎麦を食べて感動した『あらきそば』へ。

あらきそば 外観
全国から目指してやってくるというだけあって、さすが、特異な存在感。田舎情緒たっぷりです。

あらきそばにて
京都の百花堂で買ってくれた、藍大島のラッフルブラウスとタックスカートがお似合いの従妹と。上質シルクが軽やかで涼しそう^^

あらきそば 囲炉裏
入ってすぐ囲炉裏の前におじいさんが。日本昔話から抜け出たみたいで雰囲気満点♪

あらきそば 板蕎麦とにしん
板蕎麦とにしん

まず出てきたのは真っ黒の秘伝のたれに浸けた名物にしん。味は見た目のインパクトほど、くどくなく美味しかったです。
肝心のお蕎麦は・・・妹が言うには、初めて食べたときと印象が違うとか。代替わりし、観光客向けに迎合したのでしょうか?
ここが初めてなら、この田舎情緒のなかでいただく板蕎麦をじゅうぶん堪能できると思います。

従妹と
従妹と私。味のある店内では、藍大島のブラウスがいい雰囲気に映えています

さて、山形滞在最終日。
とっておきのお店に案内してくれました。『勝太郎そば』です。

勝太郎そば

勝太郎そば 信条
壁にかけられた信条。すごいこだわりを感じる。

こちらのご主人はとにかく頑固者。仕込みや材料の都合で閉まっていることもあるとか。
ちょっと無愛想に見えるが、私達のことを歓迎してくださったようで、おまけの太麺まで振る舞って下さいました。

勝太郎そば3種

蕎麦そのものの素朴な味。しっかりしたコシ。
最後のとっておきというだけあって、最高の田舎蕎麦を堪能しました。

勝太郎 名水看板
蕎麦打ちに使う名水をとりに山へ。そのときはお休みになります(笑)

山形の田舎そばを体験して感じたのは、素材の持ち味を純朴な感性と頑固なこだわりで、ごくシンプルに味わせてくれること。
野生そのままでもなく、伝統が息づく田舎文化がある。
お蕎麦に洗練や気取りはいらない。私達が求める日本一の田舎蕎麦を堪能した「山形そば街道巡り」でした。

北大路魯山人のように自分の作った器に、得意の料理を提供したいと、念願のヴォーリズ建築でビストロ・だもん亭がついにオープン!
ウィリアム・メレル・ヴォーリズの命日であり、陶芸家のご亭主・ダレン・ダモンテのお誕生日の5月7日、盛大な開店祝パーティーがおこなわれました。
1月に寄せていただいた、miwaちゃんのお誕生日パーティーの、あの素敵な一軒家です。私達は少し早めに店を終えて、駆けつけてきました。

mao-entrance
だもん亭の玄関に立つMAO。お馴染みのシャイニーシルバーのコートと黒絽ラッフルノースリーブブラウス、メロングリーンのカットソー、コットンピケ椿のミリタリー・椿 柄・ピケ ジョドパーズ・パンツを履いて。蝶のバレッタなんかして、何女の子してんのん?手にはアンティーク・ビーズバッグを。ちょっと重め足下の、クラシカル淑女なTストラップシューズ。このバラバラ・ミックス感覚はこの人だから許される…

mao-rivingroom
あっ、早速、声を掛けられている。「面白いパンツですね〜。おしりがハートになってる!」どこへ行っても、声をかけられ、初めての場所でも会話がはずみます。お庭を臨む大広間にて。

mao-dining
格子に囲まれた、雰囲気ある洋室、奥のダイニングルームで。

diningroom
男性も多くなってきました。男女、年齢の幅が広いゲストたち

band play
フォーキッシュなバンド演奏が始まりました

shout 9
女優キム・キガンさんの朗読。写真は、日本国憲法・第9条をシャウト中。凄まじい迫力で全員が引き込まれ、最後に拍手が沸き起こりました。
一番大切にしたい日本の宝物をわかちあった瞬間です。

children
子どもたちも夢中に。世代を超えてお楽しみ中です。

mao-damon-miwa
ダレン・ダモンテと。生誕50周年おめでとうございます!

W miwa-mao
髪がどんどん短くなるmiwaちゃんと。

異端のアメリカ人陶芸家ダレン・ダモンテ。

彼の店が開店に至った経緯と、パーティーの詳細について、こちらで紹介されています。
是非、ご覧下さい!
bistroだもん亭オープン!!〜愛と笑いとうまいもんを分かち合う〜(滋賀・近江八幡市)

完全予約制なので、小さなお子様連れやプライベートパーティーなど、気兼ねなく、愛に満ちたおもてなしを堪能できると思います。
古くて新しい和洋折衷の空間、日本とカリフォルニア(ダレンはイタリア系?)の出会い、ダレンの器と料理の一体感。
すべてが面白くミックスされた遊び感覚を、是非楽しんでみてください。

追伸:
小さな持ち出し用のデジカメに詰め込まれた写真を、一気に整理しました。
毎日、ブログをご覧になっている方にはバレちゃっていると思いますが、過去に遡ってプライベート日記を公開しています。改めてご覧下さいませ。

先日、素敵なお客様と行きつけの小料理屋に出かけました。

「紫の染め格子」のボウタイブラウスをさりげなく着こなして、珍しくお一人で京都へいらっしゃったお客様です。

反物の状態のときから、大好きだったな縮緬「紫の染め格子」。
とっておきの縮緬を取り出すとき、型紙を置いて裁断をする”勇気”(するのは縫製職人ですが)と新たなフォルムに生まれ変わる”期待”が、ちょっと複雑に入り交じります。
出来上がってみると、生地とフォルムが一体となり、新たな生命が宿ります。
お買い上げいただいた時点で嬉しいのはモチロン、本当にお客様のものになって(着こなして)
見せていただいたときの感激は格別です☆

春の味覚を味わいながら、ご来店のきっかけや素敵なライフスタイル、知性の襞からこぼれる奥行きのあるお話を伺う。百花堂のお洋服がつないでくれたことを考えると、ありがたいなぁとひしひし実感したものです。
ご一緒のところを、写真に撮らせていただいたらよかったかしら。

今回は一部のお食事の写真だけ。。。

若竹煮
若竹煮。このときは今年初ものの筍でしたが、あれから我が家では毎日筍三昧です。

ぐじ
ぐじの焼き物。

白魚の天ぷら
白魚の天麩羅。

食べるものが少なかった私の幼い頃、大好物はぐじと蕗の炊いたん(瑞々しく翡翠色が美しい)と、白い魚。。。筍も大好き。お肉もケーキも興味ありませんでした。粋好みの祖父の影響かな?
いつの間にか、雑食の大食いになってしまいましたが、近頃、幼い頃の味覚に好みが戻ってきたようです。

さて、お店は百花堂に程近く、母の実家の近所でもある地元の町内感覚「御所南」にある、
居酒屋と割烹の間をいく小料理屋『恒屋伝助』。
地元の常連さんを大切にされているので、ガイドブックや雑誌掲載はお断りされます。

興味ある方、百花堂のお洋服を着て来てくださるなら喜んでご一緒します(笑)。

レストラン体験は日常のなかの、非日常。
毎日の仕事を終えたあと、気の合う仲間とお洒落をしてお出掛けする、つかの間の贅沢です。
百花堂のお洋服もそんなときに活躍してくれたらいいな、と思っています。
さりげなく生きたお洋服をお見せしながらのグルメ情報・・・そんなコーナーです。

評判や宣伝を聞きつけて訪れるのもいいけれど
誰かに知られる前に一番(?)に乗り込むのは魅力的。

以前より栗東で営んでおられたオステリア・ハタさんが2月20日に京都移転されると聞きつけ、さっそく伺いました。(ブログUPが遅れてごめんなさい…)
椿日記にも登場してくれている友人のミワちゃんに連れてもらったのが最初。
そのときは意外な場所に、隠れ家料理人発見☆ワクワクでした。
わざわざ遠方からお忍びで来るお客様、栗東だけに”騎手団”なお客様がお目見えするお店だったのです。

Miwaとmao
外観は黒。百花堂からもすぐ近所です。友人のミワちゃんは白の毛皮とミルクホールのバルーンパンツ。MAOはシャイニーシルバーのコートフェルト・コサージュを。

ハウス・オブ・ハタさんはクラッシックなフレンチをベースにイタリアンを融合。
彼は十代の頃からフランスで修行を積み、その後、フィラデルフィアでイタリア系アメリカ人のお抱えシェフをしておられました。
あっさりライト&おしゃれな、キュイズィーヌ・ヌーベル(新しいフレンチスタイル)が進化するなか、あえて、本来の伝統的な料理を大切にしながら即興的に腕を振るわれます。

ニョッキの前菜
2皿目のオードブル、ニョッキ。
鰆と白子アメリケーヌソース
鰆と白子、エビをベースにしたアメリケーヌソース。とっても美味でした。

スペアリブほうずきUP
スペアリブにほおずき添え

miwaちゃん@テーブル
白のニットとミルクホールのバルーンパンツのミワちゃん。テーブル奥の、彼女のフェルトのケーキ・バッグが彼女らしくてキュート。

シェフとwミワ
シェフと一緒に。オープンに向けて超多忙だったのかな、ちょっとお疲れ顔。派手なニューヨークスタイルのコック用パンツは栗東時代から。私は黒のジゴ袖ジャケットと矢絣のタックスカートモスクブルーのターバンでブルー・クールな女に。白蝶ブローチはミワちゃんの白蝶メガネとリンクしてるみたい

海外経験が豊富なハタさんですが、ここ京都で新たに切り開く本格料理の世界に期待しています。

私たちはこうして掘り出しグルメな冒険を通し、いろんな意味で刺激をもらっているのでした…☆