定評のあるクラッシック・コレクションの中から少しずつ、旬のアイテムをご紹介して参ります。
今回はHYAKKADOの定番のシルクブラウス「ボウ付きホールターネック・ブラウス」をご紹介。
パターンこそ定番ですが、他にない魅力的な生地で展開しているので、柄違いでコレクションするファンも多くいらっしゃいます。
まだまだ暑いけれど秋を先取りしたいこの時期にぴったりの、萩(はぎ)柄のホールターネック・ブラウス。桔梗(店内で生けています)の花の紫がまさに気分です。生地は大正時代の絽ちりめん。この美しい色のまま、夏のきもの生地がきれいに残っていたことが奇跡です。なんとも色気のある大正時代らしい柄ですね。


今の季節はノースリーブのブラウスとして1枚で着たいものです。
首元で結ぶボウを前で結びリボンを見せてジャケットやカーディガンを羽織ると、肌寒い時や肌を露出したくない場合でも華やか。ホールターネック、アメリカンスリーブは肩を露出しますが、腕の延長のように肩まですらりと見せてくれるのでかっこよくスマートに決まります。更に襟元をシャープに見せるため、胸元にスリットが入っています。首が詰まっていても、息が詰まる感じがしないのです。
ドレープ性のあるシルク素材をゆるくブラウジングさせ、ローウエストでピタッ。左右4個のボタン(サザエ貝ボタン)で着る人の腰に合わせて留めます。写真のような絹のスカートならドレスっぽく、パンツと合わせてかっこよく、ジーンズとカジュアルに着てもOK。
←縫い目が見えないように手でまつっています。
上質のシルク素材や貴重なきもの生地をよりエレガントでクラス感のあるブラウスに仕上げるため、デリケートな配慮で縫製しています。例えば上の写真。肩の開き部分にミシンのステッチを入れてしまうと興醒めものです。そこでこのブラウスの袖口は手まつりで仕上げています。大量生産の服ではできない、オートクチュール感覚の縫製です。
今回は人気の定番ブラウス「ボウ付きホールターネック・ブラウス」を初めてこちらでご紹介したので長くなりましたが、今後は旬の色・柄を気軽にアップしていきたいと思います。
どうぞお楽しみに!
萩柄・ホールターネックブラウス
絹100% 絽ちりめん(大正時代)
35,700円(税込)
生地によってお値段が変わります。
この生地は貴重で上質のちりめんを使用しているため少し高めです。(平均32,550円)
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美しいですね!
心が和みます。
繊細さやこだわり、これまたおもしろいです。
勉強になりますね!
Rさんへ
コメントありがとうございます。
これは私も色や素材感にうっとり。
私たちもこのように美しく残ってきたものに一旦心を和まされ、
そして価値を損なうことのないように意識して手を加えています。
機会があればぜひ現物を見にお立ち寄りください!
百花堂のファンです。
いつも作品(?)を楽しみにしています。
ブログやダイアリーで、リアルタイムで新商品を見られるのがとってもうれしい!
ニッポンの蒸し暑さをしのぐための、見た目の涼しさみたいな美意識が再現されていて、このブラウスを見たとき、うーーんと唸ってしまいました。首元のリボンも兵児帯みたいでかわいいな。
作者の思いを伝える衣装こそ、ニッポンの衣装なのかも知れませんよね。
紫扇さんへ
嬉しいコメントをいただきありがとうございます。
このブラウスは紫扇さんのおっしゃるとおり
日本の美意識と、着たときのスタイリッシュ感を両方楽しんでいただけます。
先人たちが遺したものを今のカタチに伝えることができればと思っています。
これからもどんどんお伝えして参りますのでご期待ください!
早速レスしてみました。
このホルターネックすごく形綺麗ですよね。
リボンもすごくボリュームが出るし。
着てるといつもほめられます。
丁度私の肩のtatooがいい感じででるの。
それもまたポイントでね。いいんだ。
寒い時期はタートルとあわせてみたりしたよ。
一年中使っています。
桜色とか、紅鮭色っていうか、桜海老の色とか、珊瑚色とか最近そんな感じの色に惹かれます。
私にもピンクの時代が到来したのかな?
ちょっとこまめにのぞいてみますね。
reikoさんへ
ご報告ありがとうございます。
reikoさんの肩きれいですものね。tatooがいい感じで見える姿を拝見してみたいです。
タートルと合わせるとは、初耳。意外な着こなしはさすがですね!
制約の多い着物地でもこのデザインはすごく都合がよく適しているんです。
だから定番になっていますが、色柄が違うと別ものになるから、作っている私たちも飽きないくらいです。
reikoさんが見てくださるなら、いろんな色柄や新しいデザインなど、はりきって更新しますね!
絽は涼しく、実用的。
萩はどちらかといえば引き立て役。
でもこんなにもおしゃれに変身なんてすごい!!
私は古布が好きで色んなものを見てきましたが、こんなに綺麗な色・柄は初めて見ました。
きっと、この生地を活かせるデザインや工夫があればこそ。
本当に素敵なものを見させていただきました。
この反物は、もしかしたら、大正時代に活躍されるものではなく、現在、京都で活躍されるためにあったのかもしれませんね。
そう思えてなりません。
それにしても、紫は数あれど、本当に綺麗な紫ですこと@@
たなかひろみ さんへ
コメントいただきありがとうございます。
確かに萩は引き立て役かもしれませんね。特にこの柄は控えめに花がなく、単純化されています。
水面のような抽象的な横縞に、方々(ほうぼう)向いて散らされた萩のシルエットの図案は、グラフィカルでいて涼やかな空気感を感じ取れ、不思議な情緒がありますね。
私たちが素敵な布に出会うたびに感激していたらキリのない仕事ですが、
そんな気持ちを失わず、現代のデザインに再構成しています。
大正時代の紫は種類も豊富ですが、この萩の絽ちりは私も大好きな藤色です。