江戸末期〜明治初期の美意識を込めた工芸品を紹介します。

金蒔絵鶴 丸くし

ぽってりと丸みを帯びた鼈甲製のくし形に、厚みのある金漆を乗せた櫛です。
右半分は、葦(あし)の群生から空へ飛び立つ雁の図柄を彫刻を施し、左半分は大きな夕日を思わせる金蒔絵。
日本の原風景の、幽玄の美を感じさせます。

金蒔絵鶴 丸くし

金蒔絵鶴 丸くし

葦の背景を深い彫りで、雁は羽毛の毛並みまで繊細に柔らかく、夕日は彫りなしで金の光沢で色分け。
手のひらサイズの櫛に込められた、遠近感のある小宇宙です。

金蒔絵鶴 丸くし 後ろ

裏側。在銘です【古民】

金蒔絵鶴 丸くし裏

これほど古く貴重な漆芸品が、状態よく遺っているのは、小間物屋さん(かんざしなどの装飾品)のデッドストック・・・未使用品だからです。
日本には宝石があまりありませんが、素晴らしい工芸家の手仕事があります。
このような宝物を眺めているだけでも嬉しいのですが、未使用なので使ってみてもいいと思います。
ただ、櫛の歯部分が浅いので、落とさないよう注意が必要です。
美容院でセットしてもらうときに、ピンでしっかり留めてもらいましょう。

……………

¥47,250(税込)
鼈甲に金漆

サイズ
約8.7cm×3.5cm

ご購入について、 商品についてお問い合わせ

※10000円以上の商品は、送料サービスでお送りします。

金蒔絵菊花紋くし笄黒漆螺鈿鶴くし鼈甲珊瑚薔薇くし